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危険物とコンテナ同載されることについて

相談者:AoL 2022年5月31日17:50
海上運送にて食品素材を輸入予定であったところ、同じコンテナ内に危険物があり、デバンの許可が下りないとのことで長く待たされています。
これまで約10年、メーカーと商社で貿易関連業務に就いておりましたが、このようなことは初めてでした。
本件は不可抗力の事項でしょうか。
何か事前の対策や、少しでも早く通関へ進む方法があるとすれば御教示いただきたいです。

通関士の回答

通関士:ksato 2022年8月21日18:39 動物及びその生産物(食用肉、魚、農産品等) / 植物及びその生産物(樹木、根、野菜、果物、 コーヒー、お茶、穀物、穀粉等) / 肉、魚、甲殻類の調製品、糖類、ココア、ベーカリー 製品等 / 皮革・毛皮・ハンドバッグ・装身具等 / 木材・パルプ・古紙・紙等 / 紡織用繊維・履物・帽子・傘製品等 / 機械・輸送機器・精密機器・楽器・武器等 / 雑品・美術品・骨董等に強い通関士です。
輸入予定の商品を一時保管や何かしらの作業をする場合、「危険品を取り扱える倉庫で保管・作業をする必要があります。」輸入者としては日本国内上危険品での取り扱いに注意する必要があります。『危険品を保管取り扱える倉庫』とは具体的には消防法・毒劇物などに該当する危険品を保管できる倉庫になります。
輸入する商品が危険品かを確認する
輸入予定の危険品は輸入可能かを確認し、必要な許可・承認は事前受けておく
書類を準備する(インボイス・パッキングリスト、その他許可書類)
輸入後危険品を保管する場合は取扱い可能な保管場所を輸入前に決めておく。
☆輸入者の責任で、事前の準備が必要でございますので、ご注意ください。