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インボイスの電子化はデジタル化の起爆剤

2020年9月19日


インボイスの電子化はデジタル化の起爆剤

なぜ電子インボイスの電子化は輸出入関係書類のデジタル化の起爆剤なのか

コロナ前から日本の事務作業の能率は先進国で最下位であることはよく知られています。

コロナ感染防止策での在宅勤務等が注目されています。

在宅勤務をするにはその前提での社内のデジタル化が必要です。同時に遠隔地でも業務がスムーズに行われるためにも業務のマニュアル化とデジタル化が必要です。

在宅勤務を積極的に実視している企業はコロナの何年も前から準備していました。だからすぐ実行できました。

税関や通関業界は法律は作ったものの通関士が在宅勤務をしている会社は多くないです。

コロナ感染は収まらず冬に向けて感染拡大が心配されます。

世界の貿易は減少しています。貿易の縮小は通関業者様の収益の悪化をもたらします。

通関業務の電子化を進めて効率化を図り事務作業の電子化の徹底しなければなりません。まずはインボイスなどの通関書類の電子化です。100%電子化の阻害要因は関税法の規定です。輸出入手続きでの紙の書類提出を禁止し電子申告を原則とすべきです。米国では等の昔に実施されています。申告のセキュリティー上にも有効です。

また紙の書類申告を前提にしたPDF送信も時代錯誤です。4年後に迫った第8次NACCS更改では廃止してください。

新しい菅内閣ではデジタル担当大臣が任命されデジタル庁ができました。

関税法を改正しデジタル申告を基本にして輸出入関係書類の電子化で輸出入者や通関業者の仕事の効率化とセキュリティ化を実現しましょう。(文責:佐藤健一)