Skip to content

我らのコロナ対策の「新日常」とは何か

2020年7月16日


我らの「新日常」とは何か

7月16日東京の感染者が過去最高の286人いなりました。東京都の小池知事は緊急事態に近いコロナウイルス第二次感染への警戒宣言を発しました。やはりコロナウイルス感染との戦いは長期戦を覚悟しなければなりません。

コロナウイルス感染防止と経済活動の両立がとても重要な問題となっています。

現在の感染発生源として「夜の町」があげられています。

逆に考えれば「夜の町」を避ければ感染拡大が防げるわけです。経済活動を行う人は感染が終息するまで「夜の町」への立ち入りを禁止すればいいわけです。

日本の産業界の民間団体も企業も夜のパーティーいわゆる懇親会がスタンダードです。また企業の接待も夜型がもっぱらです。

私自身、貿易通関関係の研修で何度か米国や欧州に参りましたが、歓迎パーティなどは全てが昼間でした。お酒も出ますが、昼間ですしパーティ後に参加者の皆様は仕事に戻られますので酔っぱらう人はおりませんでした。

夜型から昼型のパーティがいいなと思ってましたが、長い間に習慣化すると変えるのは難しいです。コロナウイルスがこれを強制的に変えてくれるようです。

会社内の様々な「打合せ」も同じです。

欧米では仕事とプライベートをはっきり区別しますので、会社が終わった後まで同僚や上司と「夜の町」へ繰り出したりはしません。

日本人のプライベートを犠牲にして会社や仕事にのめり込む習慣はこれを機会にやめてはいかがですか。会社の打合せも個人の打合せも昼間のオープンなところでやりましょう。

夜型企業活動で頑張っても日本の労働生産性はOECD国の最下位です。

旧い夜型の「お付き合い」を変えて、夜の活動を止めて昼型活動に変えてコロナウイルス感染を防ぎながら経済活動活発化の一助にすべきだと思います。(文責:佐藤健一)