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第56回通関士試験合格者(受験番号)発表につきまして

2022年11月5日


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来週11月8日(火)に第56回通関士試験合格者の受験番号が税関ホームページに発表されます。

1年間又は2年間の努力の結果が報われた皆様、本当におめでとうございます。惜しくも合格点まで届かなかった皆様は、あと1年時間がございますので、頑張ってください。

私事で恐縮でございますが、私は第13回通関士試験の合格でした。1973年に、大手運送会社の事務員で入社しましたが、会社が輸出入業務をやってることを知りませんでした。何年か書類を持って税関に行ったり他法令の関係で食品申請や植防申請などやっていましたが、何回か通関士試験の受験をしてましたが、社内の通関士不足で会社から合格せよ指令がでました。1年間、必死で勉強しまして、何とか合格できました。一緒に勉強する仲間がいたこと、輸入通関の仕事をしていたことが良かったと思います。実際の通関実務をしながら関税法令の勉強ができました。残業も少なくしてもらい、周りからも応援される良い環境が後押ししてくれました。個人的には20歳からど毎日飲酒をしていた私が、その年だけ禁酒したのが、今でも鮮明に記憶に残っています。まさか通関士資格とともに半世紀近くを生きるとは思ってもいませんでした。通関士資格は私の人生を変え、長く人生を豊かにしてくれました。

「通関士ドットコム」は、私がお世話になった日本の貿易業務のお客様、税関や他法令関係の役所、

通関業者、通関士様への感謝のお返しとして創業いたしました。

「通関士ドットコム」が、合格者様がこれからの人生を変え、豊かにするお手伝いを少しでもさせていただければ無上の喜びでございます。

惜敗された皆様には、来年の合格に向け、仕事しながら受験勉強のできる好環境の企業様をご紹介してまいります。

通関士は「貿易の税理士」と言われますが「貿易の弁護士」とまでは言われません。通関士の働きが、輸出入者(社)様の権利を守るところまで達していないからではないでしょうか。

弊社「通関士ドットコム」は、国家資格である通関士の独立営業を目的にしております。目的達成には二つの条件があると考えております。まず、通関士の皆様が今現在に所属する企業様の中で上司からも仲間からも信頼されるような通関士としての仕事を行うことです。二つ目は、輸出入貿易の法令順守の守り神でもなければならないということです。自分の会社や顧客から法令違反を出さぬようチェックすることも大切です。このように「貿易の税理士」と「貿易の弁護士」を兼ね備えた通関士様が増えれば増えるほど、通関士の独立営業の機運が高まっていくと思います。

弊社アデプタスの「通関士ドットコム」は、これからも全国の通関士の皆様と通関士をめざす皆様と連携を強めてまいります。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。(文責:佐藤健一)