コロナウイルス禍を機会にペーパーレス化の実現
コロナウイルス禍を機会に財務省・関税局はペーパーレス化を実現してください
NACCSでの電子申告は、日本の全輸出入件数の99%を占めています。残り1%の紙申告が可能なのは、財務省•関税局が法令で紙申告を認めているからです。
正確に言うと関税法の基本は紙(マニュアル)申告だからです。
米国ではインボイスなどの通関書類は全て電子化されています。通関業者の机の上に紙は全くありません。
日本のNACCC申告では通関書類の税関への送付はPDFでの送付です。税関に紙で持ち込まなければならない書類もたくさんあります。
電子申告が99%なのに紙の提出を求める前近代的な関税法の規定を廃止しましょう。
コロナウイルス危機は第一波が鎮静化しても1〜2年は続きます。
他の国から見られて恥ずかしい制度は廃止しましょう。
(文責:佐藤健一)